経済・金融レポート 2024年4月

監修:坂元康宏+長谷川篤

納税額36億9000万円余りで、2005年に高額納税者ランキング、 いわゆる「長者番付」のトップに立った「サラリーマン」がいました。当時大きな話題になりましたが、この人物の書いた“回顧録”が、この2024年3月の発売以来15万部を超えるベストセラーになっています。著者はヘッジファンド「タワーK1ファンド」の創設者で2005年当時、タワー投資顧問会社の運用部長だった清原達郎氏です。本のタイトルは「わが投資術 市場は誰に微笑むか」(講談社)。なぜこの本が類書にないベストセラーになっているのか。それを探りながら、清原氏の実像を追ってみます。

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